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定期的に乗ってエンジンを暖める!

「車って維持費がかかるし、ガソリン代もバカにならないから必要な時しか運転しない!」
という方がたまにいらっしゃいます。沢山距離を走ったら壊れやすいと言われる一方でたまにしか車に乗らない事も壊れやすい原因となります。
車を動かす部品の多くは回転する動力を利用しています。この回転をスムーズにするために多くのベアリングや潤滑のためのグリース、オイルが使用されています。
長時間車に乗らなかった場合、車の内部では金属部分の錆付き、オイル垂れ、グリースが固まってしまうなどの変化が起こっています。スムーズな回転が損なわれ走行に影響を及ぼすことになるので、乗る用事の無い時でも定期的にエンジンをかけるようにすることが大切です。

02

ガソリンタンクも錆び付く!?

ガソリンは出来るだけ満タンになるようにしておくとガソリンタンクに出来る錆を防ぐ事ができます。
入れておくガソリンの量がミソになります。
錆びの原因は水分です。タンク内に少ない量しかガソリンを入れていない場合は、空気が多く含まれている状態です。空気中にある水分が水蒸気になってタンク内に付着すると錆びを誘発してしまいます。
逆にガソリンが満タンの状態であれば、余分な水分を発生させる隙間が無くなります。
このため、出来るだけ満タンに近い状態にしておくと錆の予防になります。

03

出発前はエンジンを暖めてから

エンジンをかけてさぁ出発!とすぐに出発したいところですが、車を動かすにはエンジンをかけた後、しばらく時間を置くことも車を長持ちさせるにはお勧めです。
エンジンをかけた直後にいきなり動かすことは、朝起きてすぐに100メートルダッシュをするようなもので、始動のための負担が大きくかかります。
急発進、急ブレーキなど「急」な動きは車には天敵です。負担をかけないように時間に余裕を持って運転すると車の長持ちに繋がります。

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縁石やキャッツアイにご注意を

夜道や雨の日、視界が見えにくくなって縁石にぶつけてしまったことはありませんか?
車止めの縁石やセンターラインを越えないために道路に打たれているキャッツアイなどにタイヤをぶつけてしまう事、無いでしょうか。タイヤの弾力が衝撃を吸収してくれてるから大丈夫と考えるのは危険です。これらにタイヤを何度もぶつけてしまうとハンドルとタイヤのバランスが崩れ、走行していて真っ直ぐ走れない、曲がりにくいなどの影響が出てくることがあります。タイヤが偏って減ってしまったりなどにも繋がります。
走行する場所や停車する場所はよく確認して無理のない運転を心がけることが大切です。